下流老人は思う

私は今71で、山の中の一人暮らしの下流老人だが、今度のコロナ騒ぎで、思った。

唐突だが、今「金と健康とどちらを選ぶか?」と聞かれたら、躊躇なく、「健康」を選ぶ。

幸せとは、普通の何でもない、平凡な生活にあるのではないか、と思う。

毎日毎日、金は無いけども健康で、自分で何でも出来る生活。自分で買い物も、料理も、洗濯も、掃除も出来る生活。他人の世話にならない生活。
便所も入浴も自分で出来る生活。

そして出来るなら100迄生きて、ある日寿命が尽きたら、ころっと逝きたい。

例のダイアモンドプリンセス号は、一航海数百万円掛かるらしい。しかし、乗客は大抵持病があり、薬が手放せないらしい。
そして、毎日毎日、豪華な食事。

私は金があっても、そんな船旅はしないだろう。
何故なら、私はすぐ太るからだ。そして、一度太ったら、なかなか痩せない。
人間、年取って、一人暮らしなら、金より健康だ。
健康なら、恐い物なんか何も無い。

温泉に行くと分かるが、中高年は大抵太っている。
あれを見るとつくづく思う。あ〜はなりたくない。

カッコ悪いし、第一健康に悪い。
人間、年取ったら、健康が一番だいじ。
今度のコロナ騒ぎで、つくづく思った。